※個人の感想です。製品マニュアルではありません。
PDF文書からメタデータを削除するには?
PDFのメタデータを消したいだけなのに、なぜか怪しいサイト巡りが始まる。
Part1. 検索すると怪しいものばかり
そう思って検索してみると、出てくるのは怪しげなサイト、怪しげなツールばかりだったりしませんか。
作成者名や作成元アプリケーションが残っているなら、ちょっと確認して、必要なら消したいだけ。
それなのに、いきなりPDFのアップロードを求められる。
いや、そのPDFをアップロードして大丈夫なのか。
情報漏洩とかにならないのか。
そのPDFは、業務文書かもしれません。
まだ公開前の原稿かもしれません。
取引先から受け取った資料かもしれません。
個人名や社名が入っているかもしれません。
本文には見えないメタデータが残っているかもしれません。
PDFをちょっと確認したいだけなのに、なぜか最初に考えることが「このサイトに投げていいのか?」になる。
これは、地味にしんどい。
Part2. オンラインツールとダウンロード型の罠
もちろん、オンラインツールが全部悪いと言いたいわけではありません。
便利なものもあります。
ちゃんと運営されているサービスもあります。
ブラウザだけで完結する手軽さは、たしかに強い。
でも、すべてのPDFをオンラインにアップロードしてよいわけではありません。
よくあるパターン(愚痴)
- オンラインツール
-
- まずアップロード
- そのPDF、本当に上げていいの?
- 「無料」と書いてあるのにアカウント登録
- どこの国での運営なんだろうか
- 無料DL型ツール
-
- 試用版だった
- 出力したPDFに勝手に透かし
- 常駐・通知・消えない気配
- アンインストールしても何かが残っている気がする
- 結局これも、どこの国で作られたツールなんだろうか
一方で、ダウンロード型のツールにも悩ましさがあります。
「無料ダウンロード」と書いてあるので試してみたら、実際には数日間だけの試用版だったりする。
出力したPDFに勝手に透かしが入る。
常駐したり、通知が出たり、なかなか消えてくれなかったりする。
アンインストールしても、何かが残っている気がする。
PDFのメタデータを確認したかっただけなのに、なぜこちらが警戒しないといけないのか。
Part3. 社内PCだとまた別の話
GitHubには、よさそうなOSSや小さなツールもあります。
ただ、会社のPCで使おうとすると、今度は別の問題が出てきます。
近年問題になることが多い、署名のないexeファイル。
配布元を説明しにくいZIPファイル。
セキュリティ製品による検知。
「これは何のツールですか?」と聞かれたときの説明のしづらさ。
PDF処理は、ファイルの読み込み、解析、書き換え、再保存を行うため、どうしてもセキュリティ製品から警戒されやすい面があります。
悪いことをしていなくても、動きだけ見ると少し怪しく見えることがある。セキュリティの読み物でも、同じことを別の角度から書いています。
でも、こちらが欲しかったのは、そんな大げさなものではありません。
Part4. もう少しマシなものを...
- 社内で説明しやすい
- PDFを外部サービスへアップロードしない
- 作成者名や作成元アプリケーションを確認できる
- 必要ならメタデータを編集できる
- フォルダ内のPDFを一括で確認できる
- 入力PDFを勝手に上書きしない
ただ、それだけのPDFツールが欲しかった。
なので、少しでもマシなものを作りました。
Part5. ManaPDFでできること・入手
ManaPDF は、PDFのメタデータ確認・編集、PDF比較、テキスト抽出、画像からPDF作成などをローカル環境内で行う、Windows向けPDFユーティリティです。
通常のPDF処理で、文書を外部サービスへアップロードしません。
アカウント登録、オンライン認証、テレメトリもありません。
※ くわしい機能説明は ヘルプ か 公式サイト へ。具体的手順は Tips。ここでは書きません。
GUI版は、Microsoft Store の審査を通過したパッケージとして公開しています。
CLI版では、コマンドラインからPDFの情報確認や一括レポート出力を行えるようにしています。
補足. よくある質問(短め)
PDFをアップロードしないの?
通常のPDF処理では、ManaPDF 本体が文書を外部サービスへアップロードしません。Store のインストールや更新など、OS 側の通信は別です。
無料?
現在は無料です。ライセンスキーやオンライン認証はありません。
マルウェア除去やPDFの無害化はできる?
できません。ManaPDF はPDFを無害化するソフトではありません。マルウェア除去や無害化を保証するものではありません。